★メディア情報
2013/3/6
「ラジオつくば」に出演しました。
震災2年目に思う事…
これからは、被災者の方々の生活再生支援がメインです。
2012/9/18
第1・3・5火曜日午前9:00〜10:00はFMやまと(77.7MHz)へスイッチON、
朝ラジ☆ホッとスクランブルで「大和市民活動センターだより『やまとっこ☆みつけた』」をON AIR!
第166回 9月18日
サポートチームG
番組パーソナリティーのジョニーさん(後方)と一緒に
※市民活動推進補助金事業「大和災害対応人材育成事業」
東日本大震災が発生した4日後に仲間5人で支援活動をスタートし、4月1日に震災支援ボランティア団体として発足しました
会員は現在25名、賛助会員10名、これまでの500名の方々に物資や人材の協力をいただきました。
現在、震災発生から1年半が経過し、我々のボランティア活動への参加者も当初の10分の1程に減ってしまっているのが現状です。
昨年5月から宮城県東松島市の奥松島地区で重点的に支援活動を行っています。
東松島市は人口42,000人のうち1,000人の方が亡くなり、宮城県でも一番被害が大きかったと言っても過言ではない地域ですが、知名度がないためにあまり報道もされておりません。
現在は漁業が6割、観光業は2〜3割程度しか復興に至っていないのではないかと感じています。
地元の産業をまず元に戻すことを最優先として、街並み自体がなくなってしまったので、高台移転も含めて、復興プラス街づくり、地域づくりをやっていかなければなりませんが、まだまだみなさんの力でできていくという段階にはなっていないのではないかと感じます。
昨年は川崎市、横浜市、大和市から放置自転車を再生させたリサイクル自転車約180台を譲り受けて奥松島に運び、その他の支援物資を届ける活動をしました。
今は在宅の方、仮設住宅の方を訪問して「なにかあったら声を掛けてください」とお声を掛け、お茶飲み仲間になっていただくような傾聴活動をしています。
その他、絶対的な戸数が足りないために手が回らない地域の清掃やゴミステーションの清掃など、自治会の活動のお手伝いや、観光に来ていただくために景勝地の美化活動をさせていただいております。
一年半近く活動を続けている中で、若い方にこの東日本大震災の現状を見てしっかりと心の中に留め、今後の経験に役立ててほしいと考えていたことから、今年度は大和市市民活動推進補助金事業に応募し、「大和災害対応人材育成事業」を行っています。
大和市内、神奈川県内の大学生、高校生を中心として、東日本大震災のことを勉強しながら地域の防災、減災に対する意識の向上を図ることを目的とした事業で9月14日に第1回目がスタートしました。
14日(金)に大和、横浜を出発、翌日朝に奥松島地区に着きボランティア活動、夜は松島町の野外活動センターに宿泊、日曜日に被災地視察、被災地の方々の体験談や復興についてお話しを聞いて帰るというスケジュールのバスツアーを行いました。瓦礫の集積場ではみなさん関心が高く、帰りのバスでも被災地や防災、減災について質問も多く話が尽きない感じで、またボランティア活動に行きたい、話が聞ける場所に行きたいという声がありました。
後日、参加者の大学生から防災に関する意識を持てるようなグループを作りたいというお話があり、現在計画中です。
(メッセージ)
YSVではボランティアを募集しております。大和市内での被災地支援活動であったり、YSVの事務局のお手伝いであったり、あるいは当然被災地での支援活動であったり、そういったことをしていただけるボランティアを募集しております。また、防災、減災の意識向上のために人材育成事業の活動のお手伝いですとか、そういったこともしていただける方々を募集しております。
災害は本当にいつ起こるかわからないという風に我々も考えております。この防災、減災の意識を常に持ち、被害の最小化に向けて日々準備をして意識を向上させていただくことを我々としては切に望みます。
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